熱中症指数(WBGT)の使い方|気温と湿度で暑さの危険度を確認する
公開日:2026年8月6日 対象ツール:熱中症指数(WBGT)・危険度
同じ気温でも、湿度が高いと汗が蒸発しにくく体に熱がこもり、熱中症のリスクは大きく変わります。熱中症指数(WBGT・暑さ指数)は、気温・湿度・日射をまとめて熱中症予防の目安にする指標です。このツールは、気温と湿度、そして屋内か屋外かを入力すると、WBGTを簡易推定し、危険度の区分と行動の目安を表示します。ブラウザ内だけで計算し、その場ですぐ確認できます。
このツールでできること
- WBGTの簡易推定:気温(℃)と湿度(%)から、まず水蒸気圧を求め、屋内向けの近似式で推定WBGTを計算します。
- 屋内・屋外の切り替え:屋外(日射あり)を選ぶと、日射の影響として簡易的に+1.5℃を加えて推定します。
- 危険度区分と行動の目安:推定値を「ほぼ安全/注意/警戒/厳重警戒/危険」の5区分で判定し、それぞれの行動の目安を表示します。
- 早見表とコピー:〜21〜25〜28〜31〜の早見表で現在位置がわかり、結果はワンタップでコピーできます。
使い方
- 気温(℃)を入力します。
- 湿度(%)を入力します。0〜100の範囲で扱われます。
- 環境を「屋内」か「屋外(日射あり)」から選びます。
- 入力に応じて推定WBGTと危険度区分・行動の目安がその場で表示されます。
- 早見表で現在の区分の位置を確認し、必要なら「結果をコピー」で控えます。
こんなときに便利
朝の出かける前に、その日の暑さがどのくらい危ないかをざっくり把握したいときに向いています。たとえば気温28℃でも湿度70%なら区分は一気に上がり、気温だけでは見えない危険に気づけます。部活動や屋外作業、高齢者や子どもの見守りなど、運動や外出を続けてよいか迷う場面で、判断のきっかけとして使えます。
室内の熱中症対策にも使えます。冷房を控えている部屋の気温と湿度を入れてみると、体感では涼しく感じても区分が「厳重警戒」に届くことがあり、除湿や換気を早めに始める目安になります。屋外の予定を立てるときは、時間帯ごとに気温と湿度を入れ替えて、危険度がどの時間に高まるかを見比べると計画を立てやすくなります。
よくある質問
WBGTと気温は何が違いますか
気温が同じでも、湿度が高いと汗が蒸発しにくく熱がこもります。WBGTは湿度や日射を加味するため、熱中症リスクをより実態に近く表せます。気温28℃でも湿度が高いと厳重警戒〜危険になり得ます。区分は日本生気象学会の予防指針に沿った区切りで、21℃未満がほぼ安全、31℃以上が危険です。
屋内と屋外で結果が変わるのはなぜですか
屋外は直射日光による熱負荷が加わるため、このツールでは簡易的に+1.5℃して推定します。実際の値は日射の強さや地面の照り返しでさらに変わり、実測と異なることがあります。
この数値だけで判断してよいですか
いいえ。あくまで気温と湿度からの簡易推定の目安です。外出や運動の判断には、環境省「熱中症予防情報サイト」で公開されている地域ごとの公的な暑さ指数も併せて確認してください。本ツールは医学的助言ではありません。
暑さの危険度をその場でつかむ入り口として使いつつ、公的な暑さ指数も確認し、健康は無理せず、体調の変化を感じたら休息と水分・塩分補給を優先してください。