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つみたてNISAの非課税と複利をやさしく解説|将来いくら増えるか試算する

公開日:2026年7月11日 対象ツール:つみたてNISA 積立シミュレーター

つみたてNISAで多くの人が知りたいのは「毎月いくら積み立てれば、将来どのくらいになるのか」です。ただ金額を出す前に、なぜNISAが有利なのか・何がリスクなのかを押さえておくと、シミュレーターの数字を正しく読めるようになります。この記事ではその背景を整理し、最後に試算の手順をまとめます。

最大のメリットは「運用益が非課税」

通常、投資でもうけが出ると、その利益に約20.315%の税金がかかります。課税口座で運用益が500万円出た場合、およそ100万円が税金として引かれる計算です。ところが新NISA(つみたて投資枠)の口座内なら、値上がり益も分配金もまるごと非課税。つまり同じ運用成果でも、手取りが約2割違ってきます。これがNISAを使う一番の理由です。本シミュレーターも非課税前提で計算するため、税金は差し引いていません。

複利は「時間」で効いてくる

もうひとつの主役が複利です。利益がさらに利益を生むため、積立額と年数が増えるほど雪だるま式に膨らみます。目安として、毎月3万円を想定年利5%で20年間積み立てると、元本は720万円(3万円×12か月×20年)ですが、月次複利での評価額はおよそ1,233万円、運用益は約513万円(元本の約71.3%)になります。同じ年利でも期間が短ければ複利の効きは小さく、長く続けるほど差が開きます。「早く・長く」が効くのはこのためです。

新NISA(つみたて投資枠)の上限

新NISAは、つみたて投資枠が年120万円(毎月10万円)、成長投資枠が年240万円、合わせて年間最大360万円まで使えます。生涯の非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)。非課税で持てる期間に期限はなく、売却した分の枠は翌年以降に復活して再利用できます。毎月の積立で使うなら、まずは毎月10万円までのつみたて投資枠を意識すると現実的です。

ドルコスト平均法で高値づかみを避ける

毎月一定額を積み立てる方法はドルコスト平均法と呼ばれます。価格が安いときは多く、高いときは少なく買うことになり、平均購入単価がならされます。まとめて一度に買うより高値づかみのリスクを抑えやすく、値動きに一喜一憂せず続けやすいのが利点です。

リスクとiDeCoとの違い

NISAは預金と違い元本保証ではありません。相場が下がれば評価額が元本を下回る(元本割れ)年もあります。想定年利はあくまで仮定で、手数料(信託報酬)やインフレも本ツールは反映していません。

老後資金づくりでよく比較されるのがiDeCoです。iDeCoは掛金が全額所得控除になり節税効果が大きい一方、原則60歳まで引き出せません。NISAはいつでも売却・引き出しができ、使い道の自由度が高いのが違いです。目的に応じて両者を併用することもできます。

やりがちな失敗

  • 下落時の狼狽(ろうばい)売り:一時的な下落で慌てて売ると、複利も非課税枠も途中で断ち切ってしまいます。長期前提なら値動きは想定内と捉えたいところです。
  • 利回りを高く見積もりすぎる:年7%などで皮算用すると計画が崩れやすくなります。3〜5%の控えめな前提でも試算し、余裕を持って考えるのがおすすめです。

このツールでの試算方法

  1. 毎月の積立額を入力します(例:30,000円)。
  2. 想定年利を入力します。控えめに3〜5%でも試します。
  3. 積立年数を入力します。10年・20年・30年で複利の差を比べます。
  4. 評価額・元本合計・運用益が即座に表示され、年ごとの推移も表で確認できます。

本ツールは投資助言ではなく、一定の年利を仮定した概算です。実際の成果は値動きで増減し、元本割れもあり得ます。NISA制度は今後改正される可能性もあるため、最新の枠や条件は金融庁など公式の案内でご確認ください。投資はご自身の判断と責任で行い、資産計画の参考としてご活用ください。

「つみたてNISA 積立シミュレーター」を使ってみる →

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